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2012年3月9日金曜日

『あらしのよるに』きむらゆういち先生のハノイ小逍遙(写真多し)

まあ、仕事で来たわけだから逍遙ではないに決まっているけれど、何故か母校仙台二高の幾つかあった校歌の中の一部をおもいだしたりして、古めかしく言いたくなったわけであって、出張でも旅行でも良いし、おなじ「しょうよう」でも「商用」の方が幾分正しいわけなのさ。僕はきむらゆういち先生とベトナムに於ける出版その他の仕事をはじめたので、ベトナムの有力な出版社と大ヒット作品「あらしのよるに」とか「いないないばー」「ブータンシリーズ」「オオカミグーのはずかしいひみつ」、イベントとしての「がらくた工作」教室の展開をメディアミックスしてベトナムの中で全国展開しようと昔取った杵柄よろしく、動き始めたわけなのである。

ベトナムはベトナムの美意識があるのでどの作品も絵は変え、画家はベトナム人の若手で行こうと決めた。折しもシンガポールの有力アニメ会社がテレビ用の「あらしのよるに」のアニメを制作中(あの大ヒットした東宝系の映画とは違う。テレビ用26話分)であり、本年9月ぐらいから、ベトナムでも放映されるので、絶好のタイミングと言えるのだ。

アーチストというか才人は、ヤッパーちがうね。子供の喜ぶ要素の組み合わせによるアイディアは底なしで、それも本のような2次元ではなく、展示やミュージアムの時に発揮される空間性がきむら先生の神髄だなあと気づいた。本は本で面白いし、昔からの媒体だし、独特の説得力はあるのだけれど、むしろその本の内容に含まれている心を動かす要素は先生の場合、平面に押しとどめられているものも多く、これをを解放し立体化というか、3Dの空間の中にクリエートしたほうが活性化できるモノも多いと言うことが僕なりに解ってきた。だから「ベトナム・きむらゆういち子供ミュージアム」。戦略的テーマはこの一点に収斂されるね。8700万人の国民の半分は25才以下と言われる若者の国、子供の国だから、ここで実現するのは意義あるよね。

それはともかく、きむらゆういち先生、ベトナムがいたく気に入ってくれたようで、僕たちスタッフもとってもハッピー。特に、ベトナム料理は飽きないとおっしゃって、5日間毎日美味しい美味しいと言って猛烈に食べてくれた。なにせ、フォーやブンといううどんなどは、毎回2杯は召し上がる惚れぶり。仕事の進行とかもとっても褒めていただき(僕じゃあないですよ、担当の小社のNGOCさん、ANHさんらのことです!!)、有り難いと思って居ます。先生にとって、初めてのベトナムは、快適な5日間であった様です。お疲れ様でした。

文廟の虎 気に入ったので今後僕のマークに使う予定。いいでしょ?
文廟の逍遙
早稲田コンサルのゴックさんと買い物


ベトナム大手出版社にて
超有名Trang An小学校の校長先生と
校舎
さあ、パフォーマンスのはじまり〜

写真は他のカメラにもっとあるので、近日追加となります。阿部

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