2008年11月21日金曜日

世界同時不況の中でのぼくらの逆転・・とは

ぼくらVCI にとっての大逆転はまあ、たいしたことじゃあないんですが、不況であっても、アジアへの今後の視点をぶれることなくお持ちの日本企業に卒業生の就職を勝ち取ること、に尽きます。年間今までの50人程度の供給から、今期からは70人規模を輩出予定ですので、それをまずやりきることです。まったくいける状況であったのに、いきなりトヨタが利益一兆減とか言われても、リーマンがつぶれて、一気に総崩れになろうが、知っちゃことでは無いのですが、確実に周囲に影響は及んだ。

今春から、「秋は怪しい、早めに新事業固めたい」と考えて、「kids」分野を調査したり、具体化を急いだが、手許費用がない寂しさ、ことははかどらなかった。で、日本でも予想通りに津波がきて、金融市場主義の砂上の楼閣は崩壊し、実は足元にあった巨大な暗渠にみんなぶち込まれた。
ただ、あわてることはない。当校には今までの100名の実績(約100名がハノイの当校を卒業し、日本の中堅メーカーで、正社員のエンジニアとして活躍している)がある、ご評価いただき採用された企業が40社以上ある。さらに採用を深く検討している企業も数十社越している。リピートオーダーで、3回目の採用企業も今回の秋の面接会で、2社ある。2社ともに、半導体と車関係というまさに今一番しんどい業界の企業であるにもかかわらずだ。両社とも120~200名のまさに中堅の企業であるが、「確固たる視点と大胆な工夫」をきちんと堅持している。

ここで、内容は書けないのが残念だが、推測してほしい。1 アジアおよびベトナムでの今後の展開を明確に打ち出している(一社は中国にすでに拠点あり)。2 販売も製造も日本国内外などを固定的に捉えない。3 コンテンツや開発、設計の場所を有機的にとらえ、アジア現地大学、研究所、オフショア開発ベンチャーと積極的に交流している。4 人事の世界観が自由な発想で、公平で、あらゆる青年に期待感を持っている。5 社長の個性が社内に貫通している。6 次の一手の予感が鋭い。しかも(失礼ですが)理論家ではない。 ここあたりが共通点だ。

当校は、このような企業を数十社、いわば顧客様として、すでに信頼を勝ち得ている(もちろん日ごろのメンテナンスは重要)。この企業を100社にする戦略を打ち出せばいい。あと、2倍少しかな。
マーケティング30年の経験と自信で、この戦略はまもなく概略が構成されそうな気分はするのだが。こういうときに病院にいるのは本当にありがたい。運が良い。集中が通常よりしやすい。
昨20日、現地当校「VCI技術教育アカデミー:VCIAT」では、ある歴史ある鉄鋼関係の面接があった。本来、ぼくが現地で面接など、采配振るう予定でしたが、この体ですので、教員の方々や学生管理課、総務のスタッフに活躍の場面を譲った。報告聞くと、ぼくは居なくて良い感じだね。日本人教員8名、ベトナム人教員1名、教員助手3名、総務系6名が全員で盛り上げて、成功裏に終えたようだ。安心。ありがたいものです。ベッドの上で心配性の「老人」があれこれ考えても体に障るだけだ。

25日からIT系、半導体、機械工業、電気など8社ほどの面接が連続してはじまる。まあ、今回は、現地に行くには行くが、みんなにお任せだ。
ベトナムの当校の学生は大半がハノイ工科大の卒業生とそれに準じたベトナムの最高峰の優秀青年ばかりだ。彼らもいま一般的な意味での世界不況はもちろん知っているが、リアルではなさそうだ。「憧れの技術大国日本の大不況の現実」をどう知らしめるか。日本人学生も就職し難い現実をどう教えるか。”それを教えることで、彼らの何を高めるか。” 課題はたくさんある。

これを書いていたら、担当の看護士Hさんが、お父さんはホンダのエンジニア(オートバイ設計)で、来年からリタイアで、ベトナムに住むと主張しているとのこと(お母さんは反対らしい)。Hさんも、数回ベトナムに来たことがあるという。 いい家族だなあ。お父さんに即伝言を頼んだ、「当校で技術者育成の授業」願いますと・・。

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