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2010年10月23日土曜日

嬉しい事件

■昨日の朝、家を出ようとしたら、財布が無いことに気がついた。前日、何をしていたっけ?冷静に思い出そうとしたら、家の前で車を降りた時か、その車のなかか・・。財布の中身はたいした物が入っていなかったので、自分でも意外に動揺も失望の念も湧いてこず、カード関係の電話を入れる面倒くささが、先に立った。また、珍しく買った宝くじが10枚はいっていたなあ、と思い出して、これが出て来ず、1億円当たっていたらもったいないなあとか思いつつ、時間がタイトになったので、何処へも電話せずにともかく家を出た。お客様待たせちゃいけないからね。老人になったのだろうか。生まれて初めてである、財布やお金を落として経験は今まで62年皆無であったからね。今後、気をつけないといけないね。僕って意外に財布や大事なモノの管理は細心なんだ。

逆に今まで、何度も財布や、現金を拾った。総額では、推測だが30万円はあると思うぜ。大阪のホテルで、富裕な感じのおじさんが(20年ぐらい前)、ロビーにあるソファーを立ち上がったとき、おしりのポケットから、まん丸に太った財布がころころころ。運良くぼくの目の前を転がって、誰にも見えない植物鉢の影へ。僕は不埒にもゴクリとつばを飲んだような気がする。成田のトイレでは、3〜4万円入った財布が、大便所に鎮座していたし、駅で歩いていたら僕の目の前で1万円札をひらひら落とした御仁もいたし、電話ボックスにはいったら、緑色の電話器の上に丁寧に封筒に7万円が入っていたこともあった。長年ビンボーしているが、金を拾い上げる運は僕に無いでもないのだ、ハイ。すべて最寄りの警察や駅員に取得物としてもちろん届けています。

で、僕の財布のことですが、朝の会議中に警察から電話が有って、届けられているという。その上、あるべき金額もそのままのようだ。ありがたい話だ。もらい受けに行くと、大学生が届けてくれたらしい。早速警察から電話したら彼の母親が出られて、御礼の金品は固辞されたので、仕方なく息子さんと彼の将来を大いに褒めて、深く感謝し電話を切った。日本の青年、まだまだ捨てたモノでないなあ〜、と言う言葉が、僕の中で軽快に踊った。うれしいねえ。

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