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2012年10月21日日曜日

僕らの教科書は、「入社一年目の教科書」(岩瀬大輔著・ダイヤモンド社刊)や乙武洋匡さんの「ありがとう3組」(講談社)とか

(* 写真をワンクリックすると大きくなります)

僕が教えているハノイ貿易大学日本プロジェクト「日本社会の基本」教程で使っている教科書をかいつまんで紹介してみる。平易でわかりやすいことが、教材では肝心である。時々使うもの含めると20冊ぐらいある。この写真以外でも、「最新業界地図」(成美堂刊)、池田昌子著「14才からの哲学」(トランスビュー刊)、「論理的な考え方」(中経出版刊)、「高校生のための東大授業ライブ 熱血編」「純情編」、「資格全ガイド」(高橋書店刊)など、大分使ったし、今回の第二期でも結構使うことになると思う。その中で、一番世話になっているのが写真の「入社一年目の教科書」だろう。著者はライフネット生命という保険会社の創設副社長のようで、買った時分はまるで、そんなことは知らなかったが、ネーミングと表紙のデザイン、目次のレイアウト、見出しのうまさで「良い本だ」と即断して、去年の夏に買い、すぐにJAC(当教程:クラスの俗名)で使い始めた。学生たちが学ぶべき要素の多くが入っていた。

ハノイ貿易大学の女子学生たちは優秀だよ。この「入社一年目の教科書」の各項の、たとえば第17項「情報は原点に当たれ」約2000字のコンテンツを300字程度に要約させると、全体の趣旨を大きく掴み、その上で要点だけ2〜3を箇条書きに書いてキチンとまとめてくれる達人が結構多いんだ。要約は手書きで書かせている。この本は今のところ主には宿題で活用させてもらっている。僕は要約作文の訓練は論理的な考え方の構築上、大切だと思っているし、第一期での成果もはっきりしているからね。
2年ほど前になくなられた慶応の教授の池田さんの「14才からの哲学」はすばらしい本ですね。平易で美しい文章の極みでしょう。

さて、僕は寺子屋の教授法に幾つかの教育的な真理があると考えていて、その中の音読、腹から読み上げる音読を特に重要視しているので、今度、下記の写真の乙武洋匡著「ありがとう3組」を音読で使おうと思っている。


乙武さんは言わずとしれた「五体不満足」を早稲田時代に書き、スポーツライターになり、その後新宿区教育委員会職員、杉並区第四小学校教諭になった僕の尊敬するスーパーな若者だ。といっても、もう36才らしい。この本は彼の教員時代に体験し、現在の子供たちの心を見つめた彼の小説です。ほとんどドキュメントに近いのだろうけれど、相手は子供だし、小説の形を借りたのだと思う。この本の文学的な価値は一様にいえないけれど、彼と彼のクラス員28名が展開する1年間には、ベトナムの青年、ベトナムの女子学生たちにとって学ぶことが余りあるほど詰まっています。

ベトナムの町ではなかなか障害者や車いすの姿は見受けられない、理由は幾つか聞いているが正確かどうか不明なのでここでは書かない。両足の膝下が無く、両手の肘以下がない乙武さんのなんと自由なことか。なんと縦横無尽に生き生きしていることか。そういう障害者が、普通学校にいき、早稲田にはいり、教員までなっている日本という国を知ってほしいんだ。さらに、ここには日本の教育(教員)事情、家庭生活、受験、親との確執、反抗、友情、敬意と愛などぜひ、学んでほしいことが満載なのだ。その上、難しい漢字にはルビが振ってあるというんだから、使わないでは居られない訳なのです。
 
■ご参考  当クラスのカリキュラムです。

」は、学生のレベルや興味によって変更するので、詳細は決めていない。また、「金融・税務・礼儀作法・英語補正」など僕の苦手な部分は、ハノイのプロの日本人の友人たちにお願いしている。

            第二期 カリキュラム概要
1 日本企業理解の基礎
A■日本企業社会の基礎知識
 1日本の産業構造
 2日本の企業史 飛鳥(あすか)時代
 3戦後の産業 ソニー ホンダ トヨタ 松下
 4現代の日本の産業と今後  製造業 サービス業 流通業 小売り他
 5ベンチャー企業 ニュービジネス 
 6農業の再興 東北の復興
 7日本とベトナムの経済関係
B■会社と仕事の概要
 1マーケティング 営業
 2総務 法務 税務 ISO 知的財産 
 3マネージメント 人事
 4各産業界・分野の解説
 5株式会社 財団法人 NPO
 6世界の中の日本のものづくりと現状
C■ ビジネスマインド
  1企業に就職し社員になるということ 
  2働いて給与をもらう厳しさ
  3プロとは何か
  4仕事のレベルアップと学習(仕事内容・日本語・技術)
  5会社の中の仕事上での目標と計画
  6日本の労働習慣、VNとフランスの習慣
  7営業職の重要性
D■ 組織の一員としてのルールと常識
 1社内規則・ルールの基本と厳守の心得
 2社員教育、キャリアステップ、自己実現、組織の中の個人
 3企業秘密、コンプライアンス、CSR活動、環境活動など
 4日本語や技術、法律や当企業の分野の高度知識のキャリアアップ(習得)について
 5報連相 整理整頓など社内の常識
 6挨拶 礼儀作法 日本人に好かれる対応 
 7問題解決への思考 
E■ 企業の求める人材
 1日本人学生の就活の実態
 2留学生の就活の実態
 3企業は外国人に何をもとめているか。
 4企業は君に何を求めようとしているか。
 5雇用形態のいろいろ
F■「勝つ面接」の特訓
 1各人の学部学科で学んだ「知識と技能」の表現 カウンセリング及びスキルコーチ
  ング
 2面接のシミュレーション、 実践と訓練

2 日本語によるスピーチ、ディベート、ディスカッションの訓練
  と体験
  1論理的な思考と発言・音読訓練
  2話題つくり
  3表現のいろいろ 
  4表情、姿勢、仕草
  5英語の発音補正も
  カタカナ外来語、職場のカタカナ用語の暗記

3 日本の社会を理解するための基本
     *詳細は、第一期に準じるが、進捗させながら調整する。
  ・ 日本の歴史、日本の地理、世界地理、
   日本の現代社会の現状と課題、社会現象
   日本の社会のシステム
  ・ 日本的価値観と心のあり方、 3月11日以降
  ・ 礼儀作法、挨拶の基本と実践
   生活の中の文化とルール              以上。



《ブログご高覧を感謝いたします》
僕のブログの中でアクセスとページビューが多いタイトルと日付け、紹介致します。
ぜひ、ご高覧ください。多いのは一日1400名の閲覧もありました。

・2008年11月 赤塚不二夫先生のこと
・2009年1月 「ジャクリーヌ・ササールとかBB(べべ)とか」
・2009年5月 ゲバラの映画「モーターサイクルダイヤリーズ」
・     5月 カムイと名著「ベストアンドブライテスト」
・2009年9月  水虫には歯磨き「つぶ塩」が効く?!
・2009年10月「救うのは太陽だと思う」
・2009年12月「爆笑問題の失笑問題」・・・・・1日で1440のPV
・2010年1月 阿倍仲麻呂はハノイの知事である。
・2010年2月 MAC・MAC /  立松和平さんの死。
・2010年3月 「サンデープロジェクトの打ち切り秘話」
・2010年4月 リクルートの罪 /  金のTSUBAKIの女優たち
・2010年12月 映画「ノルウエーの森」の失態
・2011年1月 「お笑いの山崎邦正のベトナムアルバイト」
・2011年3月 メイドインジャパンから「Made by JAPANESE」の時代認識へ
・     3月 「大震災をベトナム人は語る」
・2011年4月 映画「東京物語・荒野の7人・シンドラーのリストほか」
・2011年5月 復興構想に必要な「人口8000万人時代の国づくり」発想
・2011年5月 梅原猛先生が「文明災」について語った。
・2011年6月 消滅している東北弁
・2011年7月 なぎさホテルという哀愁
・     7月 辺見庸氏が3・11とその後にある本質を語った。
・2011年10月 石巻の大川小学校に行った
・2011年11月 石巻・大川小学校のひまわりのお母さんたち
・2011年12月 ハノイ貿易大学日本プロジェクトの学生たちのブログができたよ。
・2012年 1月 成田空港の不幸と幸せ伝える人
・2012月 1月 お正月は竹内まりあの「人生の扉」だね
・2012月 3月 ベトナムの床屋さんの良い感じ
・2012月 3月 ベトナムの青年に進んでほしい「経済以外の分野」
・2012年 4月 ベトナムで石巻・大川小学校のひまわりの芽がでたよ
・2012年 5月 ベトナム国会のとんでもVAIO
・2012年 5月 猫の流転譚 ハノイ漂着
・2012年 6月 TBS「たけしと安住のニュースキャスター」にVCI登場
・2012年 7月 日本の会計士さんたちが当校に大勢みえた
・2012年 9月 第二期のハノイ貿易大学のプロジェクトが始まった
・2012年10月 経済学者中谷巌先生が当校で学生と交流

これからも、よろしく、ご高覧ください。阿部正行

2012年10月19日金曜日

僕の本「日本語学んでサムライになろう」の表紙ができたようだ。

できたようだ、って書いたのはどうせまた予定がずるずる遅延するだろうと予想しているので、出版社には失礼だけれど、やや、他人行儀の言い方で書いたのさ。デザインはほとんど口ださなかった。買うのはベトナム人だからね。でもさあ、刀の位置というか、差し方が変だよね。直しを言って、いったん直ったかに見えたが、何かの理屈でこれにまた収まった。僕は収まっていないんだけれどね。それにしても際物っぽい印象だね。日本なら「徳間書店」的ということかな。でも、ALPHA出版や、NGOCさんらの協力のたまものだね。本のベトナム全国発売は11月5日らしいとこれも今日聞いたが、契約上は9月1日発売決定だったんですよぉ! ベトナムで出すのは大変です。この表紙の下に日本語「目次」もつけた。これもご高覧ください。定価3ドル(240円)です。超安価(ベトナムでは、安くは無い)!! 330pのうち40pは日本語もつけています。お親しい方にはもちろん無料でご送付考えていますが、送料が大変なので、できるだけお会いしたときに手渡しを考えています。

(*表紙をワンクリックすると、拡大されます)


目次・・・・・・・・・



『日本語学んでサムライになろう』2013年版
〜〜今チャンスの日本留学と就職のための教科書〜〜

               はじめに
         〜この本の読み方〜

■第一章「日本語は、君の生き方を大きく変える

1 新幹線もオートバイも環境技術も日本の得意な技術です。ソニ
 ーもトヨタもホンダもキャノンもパナソニック、ユニクロもみん
 な日本の企業です。

2 日本には世界一の技術やコンテンツと、深い企業文化があふれ
 ている。
        

3 世界一長寿の企業も日本にある。何故だろうか?
3 ○日本語版あり

4 日本は、ベトナム人の「日本語サムライ」を待っている。君は
 何をしたいのか。さあ、君の「適職」を探そう。


5 さあ、リアルに君の今後をシミュレーションしてみよう。ここ
 では、ある二人のサンプルを創作してみた。就職活動の参考にし
 てくれ。
6 日本語ができるベトナム人が少なすぎる。少ない今だから、君
 に大きなチャンス有り。

7 知ってるか?日本は若者が減っている。だから若いパワーが欲
  しい。
7 ○日本語版あり

8 日本には、既に中国人や韓国人などの若者が100万人以上も
 来て、頑張って仕事をしているよ!ベトナム人は4万人未満だ。

9 何故か、日本人はベトナムが大好きなのだ。

10 日本政府の「30万人留学生計画」とは何だ?簡単に説明し
  よう。
10 ○日本語版あり

11 日本留学は子供への、“輝かしい未来“というプレゼントです。
  言い換えると、愛の投資ということだ。



第二章「そもそも、日本はどういう国なのか?美しくてまじめで  
       不思議なサムライの国なのだ」
 
1 第二次世界大戦後の復興と技術の蓄積の歴史をみてみよう。
   〜国民こぞってのバイタリティー〜
1 ○日本語版あり

2 現代のニッポンを変えた4つの要素

3 伝統的環境を守る日本人の心と3月11日の大震災        
 
4 勤勉さ、倫理感、生き方についての日本人の心・・参考になる
 はずだぜ。
4 ○日本語版あり

5 学力と教育システム。日本は「フツーの人」がすごいのだ。 
5 ○日本語版あり

6 日本の大学生の就職活動って、凄まじいぜ。
    〜リクルート社の勃興〜
 
7 情報社会の中のメディア。特にテレビと新聞を検証してみた。

8 サブカル大国。世界一のマンガ、アニメ、ゲーム。
8 ○日本語版あり

9 不思議なメンタリティー・・「公平と正義」日本はかなり社会主 
  義的?!
 ○日本語版あり

10 企業市民とか、企業の社会貢献とか。サムライは深く認識し
  てほしい。
10 ○日本語版あり
 
11  東京オリンピックと大阪万博。そして団塊の世代と高度成
  長は、戦後日本の象徴である。

12 海外PRがへたな日本。ODAが有効に活かされていない。
  日本の努力をぜひ、君たちに知って欲しいのだ。
12 ○日本語版あり


■ 第三章「日本語をどう学ぶか。上手な方法はこれだ!」 
1「演劇的・大声・暗記」
2「書き写し」と「google、yahoo、ウィキペディア」
 2−1 「書き写し」
 2−2 「GoogleYAHOO! WIKIPEDIAの日本版の活用」
3 VCIの日本語上達法のエッセンス
4 計画と持続性
 4−1 計画を立てる以前の一番大切なこと
 4−2 「計画はきらいですか」
 4−3 「目標」をたてることから始める
 4−4 「持続性」
5 恋人から学ぶ

第四章 就職したい日本の企業に君が選ばれるためのノウハウと「日本企業の世界一の特徴」を君に教える
1 採用されるポイントは、はっきりしている。
2 面接時の主な質問
3 必読!「日本企業の品質についての考え方」
3 ○日本語版あり


4 徹底した社員教育がある。日本企業の特徴の一つだ。
4 ○日本語版あり

5「公平、協調、チーム」。ベトナムの文化と違うので深く認識して
 欲しい!!
6 さあ、自分の未来を描けるか?イメージできるか? 


■第五章「あなたのソリューション」人生のドアは自分で開け!
1息子や娘の日本留学を考えて居るお父さんお母さん 
2自身が日本の大学や技能専門学校に留学したい人
3ベトナム国内にある日本企業に就職したい人
4日本の本土の日本企業に就職したい人
5日本企業と取引を増やしていきたいVN企業幹部
6日本人と結婚したい人

■第六章「日本語で成功したサムライたち」
  1:vietさん インタビュー
  2:HUONGさん インタビュー
  3:ずんさん インタビュー
  4:ナムさん インタビュー
  5: 留学生5人の座談会
  6: ビナマリン ツーさん インタビュー
■第七章 FAQ   
日本での環境
福島県の原発事故の今後について
準備のポイント

「謝辞」と 「著作者と翻訳者の経歴」
日本語版あり

相談・連絡先」

■出版元のALPHA社の僕の本の宣伝WEB 
   http://www.alphabooks.vn/a/news?t=5&id=997937   

2012年10月11日木曜日

石巻・大川小学校の秋の夕景

石巻・大川小学校遺族会のひまわりグループの福田さんから送っていただきました。怖いくらい美しい夕焼け。夕日の彼方から亡くなったたくさんの子供たちの笑い声が聞こえてくるような気さえします。学校の門の方から撮影されたようです。11月初頭には、また、ベトナムで咲かせるひまわりの種をいただきに伺いますよ。皆さん、お元気で。

9月の写真アラカルト17枚。

これは、僕だけの「晃子(てるこ)の祭壇」僕のハノイの部屋の窓辺に作ってある。毎日、手を合わせている。

愛知県の金型企業の面接。会社側の方々の人数も5名と、通常より多い。

内定者をハノイ郊外の工場へ見学に。学生たちの感銘度は大きいなあ。

いよいよ、走り始めた「ハノイ貿易大学日本プロジェクト」の第二期の授業。

もうすでに10名。第一期よりさらに意識が高い。嬉しい。

当校の職員に文具や日常周辺にあるものや抽象物の単語を中心に日本語をお教えいただいていた外語大学からの留学生かおりさん。留学が終了したので、今頃はもう、日本で授業だろう。NGOC、CHIと4人で、旧市街の「鳩料理屋」にて送別会。

東京の日野システックさんのタンくん。張り切って、業務の訓練を受けている。

同僚のヒエン。いつも元気で明るい。もう二人とも入社して半年になった。
この日は、実は富士フイルムBXにいるニャット君も訪ねた。

話題の「ビックロ」の前を通過。中に入って様子見はちょっと面倒でせず。

2010年3月のブログに「僕の岡本太郎体験」を記しておいたけれど、仕事の関係でまた、岡本太郎邸(会館)のそばを通ったので、17時過ぎていたし
ちょっとビール。
息子夫婦の長男晴生くんの一歳の誕生会。椿山荘で。

娘と孫。娘にもいつの間にか甥ができて、叔母に。人生の時間って腰抜かす速さだね。

慣れない手つきのお爺さん。


清泉女子大の校舎にて。ここは薩摩の島津家のお屋敷なのでした。

学長さんと室長さん。お二人とも麗しい淑女であった。

学長を真ん中にして、お誘いいただいた全国の会計士協会の幹部の皆様と。

食事は「島津屋敷」から、遠くない高輪のプリンスホテルの奥座敷にて。会計士の皆様にベトナムの現状について、少しお話できた。

最後に、東大阪の関西セイキに本年春に入社したNGOC君から、富士山登頂の喜びの写真が届いた。あいにくのお天気であった様子ですが、日本大好きベトナム人の夢の一つがこの富士山登山なんです。よかったねえ、NGOCくん。

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・2012年 4月 ベトナムで石巻・大川小学校のひまわりの芽がでたよ
・2012年 5月 ベトナム国会のとんでもVAIO
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2012年10月9日火曜日

映画「いとこ同志」「軽蔑」「アイドルを探せ」「薔薇の名前」とか買い込んだ




そろそろ、またハノイに戻るので、ハノイでの唯一の楽しみDVDを例によって、買い込んだ。最近は本当に安価になって、ありがたい、500円、1000円で古典が買える。ゴダール監督の「軽蔑」「気狂いピエロ」、アーサー・ペン監督の「俺たちに明日はない」「小さな巨人」、ミラン・クンデラ原作の「存在の耐えられない軽さ」、サミエル・ブロンストン制作・アンソニー・マン監督「ローマ帝国の滅亡」、ロバート・レスター監督のデビュー作品「ナック」、ロバート・アルトマン監督「ナッシュビル」、リドリー・スコット監督「ブレード・ランナー:ファイナルカット版」、アカデミーを4部門獲った「英国王のスピーチ」、ルイス・ブニュエル監督・ジャンヌ・モロー主演「小間使いの日記」。

さらにシルビー・バルタン主演「アイドルを探せ」、アル・パチーノ主演「セント・オブ・ウーマン・夢の香り」、ウンベルト・エコー原作・ジャン・ジャック・アノー監督「薔薇の名前」、テリー・ギリアム監督「未来都市ブラジル」、クロード・シャブロール監督・ブリアリ主演「いとこ同志」を買い込んだ。ハノイには、9月に帰国前に偶然にハノイで買った「大島渚全集」のコピー版(何が入っているのかよく分からないのであるが、順番に「日本春歌考」と「愛のコリーダ フランスオリジナル版」「御法度」だけ見た)を置いてありそれにかなりの作品が入っていそうで、これも楽しみである。

この買った作品の特徴は、見ていなかったのは「英国王のスピーチ」と「セント・オブ・ウーマン」の2作品だけで、後は少なくとも1〜2回、「ブレードランナー」の様に10回は見ていて、それもビデオやDVDもすでに持っているのであるけれど、段ボールの中にしまい込んであるので、事実上行方不明のなっているものさえある。少し正確にいうと「アイドルを探せ」と「存在の耐えられない軽さ」は、レンタルビデオで過去に1回(だと思う)。「小さな巨人」はロードショー時に映画館で1回見た。つまり、見て感動した作品ばかり買っていると言うことで、新規に見たいから買ったものは僅少。というのは、面白いものは最近少ないという事と、ハリウッドもののエンターテインメントばかりが幅をきかせていて、まあ、わざわざ、買う心境には至らないってことだろう。

「軽蔑」や「気狂いピエロ」も、2、3回ぐらいで少ないけれど、この2作品はビデオはあったけれど、DVDは、無かったように思う。欧州ものは、ともかく少ないからね。だから、今回見つけた時は、「おおっ」と思わず声だしたよ。あの名作「未来世紀ブラジル」があったので。ほくそ笑んでパッ買ってきたら、なんと「ブルーレイ」。見えないよ〜。参った。

買い込んだのは本もある。82歳まで生きたとして、あと750冊しか読めないという僕の計算で、慄然としたのは去年かな(2011年1月と2010年12月の当ブログに計算根拠書いている)。だから、少々焦って、新刊はなるべく買わず、古典だけにしようと意を決したが、現実なかなかそうはいかない。「137億年の物語」文藝春秋刊。理系と文系が出会った初めての歴史書と腰巻きに書いてある。面白そうだ。購入した日に息子に捕られたので、本日再購入。米陸軍戦略大学テキスト「孫子とクラウゼビッツ」日経新聞刊もタイトルにつられて買った。

五体不満足の乙武さんの「ありがとう3組」彼が教員していた時のドキュメント小説だ。若い社会学者でジャーナリスト鶴見済の「脱資本主義宣言」新潮社刊、もっとも信頼している同世代の作家橋本治「その未来はどうなの」集英社新書、今野真二「百年前の日本語〜書き言葉が揺れた時代」岩波新書、アンドレ・シフリンというフランスの出版人がナチスに追われアメリカに亡命した自伝「出版と政治の戦後史」トランスビュー刊が、良い感じだ。全く読んでいないが、表紙にあるシフリン氏の相貌を見て、思わず買ってしまった。

宮地正人「幕末維新変革史 上下」岩波書店刊。大分なものだ。東大史料編纂所教授の力作だが、大佛さんの「天皇の世紀 十二巻」の六巻を脱出して、安定して読み出した後に読もう。やはり若い社会学者といってももう50歳代になったが小熊英二「社会を変えるには」も買った。戦後の社会運動や革命運動を割に客観的に期しているので、新味はないけれど、参考資料として、価値がありそうだ。ってなものをハノイに持ち込んで映画と読書の三昧さ。そういえば、前の土曜に「白雪姫 鏡の女王」を新宿松竹で見た。

かなり良い。大好きジュリア・ロバーツがまさに適当にさらりと演じていて良い。彼女が最初に台本もらった時、ロバーツが大きな口を開けて「あはは、私、意地悪女王ね、いいじゃん」と遊び半分で出演した風なところを感じさせる演出なのかも。そうなら、なお凄嬉しいね。GOOD。白雪姫は、コリン何とかという「ビバリーヒルズの青春」に出ていた少女。ローマの休日を思い起こさせるヘップバーンそっくりの大眉毛。美人の一歩手前だけれど、エリザベス・テーラー、オードリー・ペップバーンと大女優は若手時代、超弩級の眉毛女子。彼女、フィル・コリンズの娘のようだが、大女優になる条件の一つの眉毛はクリアかな。追記、剣術の時の顔と身のこなしにほれぼれする美しさあり。

でも、今月20日?にベトナムのALPHA社より僕の著作「日本語学んでサムライになろう」(300ページ、価格3ドル)が、やっと出版されベトナム全国発売になる。だから、10月の後半は、そのプロモーションと関係者への配本作業で忙しいだろうな。


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・2012年 5月 猫の流転譚 ハノイ漂着
・2012年 6月 TBS「たけしと安住のニュースキャスター」にVCI登場
・2012年 7月 日本の会計士さんたちが当校に大勢みえた
・2012年 9月 第二期のハノイ貿易大学のプロジェクトが始まった
・2012年10月 経済学者中谷巌先生が当校で学生と交流

これからも、よろしく、ご高覧ください。阿部正行